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「ちょっとここで待ってろ。」
「・・・お邪魔します。」
玄関で翔を待たせ、急いで風呂にお湯を張り、タオルを持って玄関に戻った。
「取り敢えず、さっと拭いて風呂入ってこい。」
「あの・・・ホント大丈夫です。タオルだけお借りできれば・・・フッ・・・クシュン!!」
「ほれ、見ろ。こんだけ濡れてたら、さすがにこの時期でも風邪ひくっつーの。ついて来い。」
翔を半ば強引に、バスルームへ押し込む。
「しっかり暖まれよ。」
「・・・ハイ。ありがとうございます。」
「よしっ。」
翔の頭を撫で、自分の部屋に向かった。
自分も着替えて、翔に貸す服を探す。
「んー・・・でかいな・・・」
俺と翔、10センチ以上違うんだよな。
「まぁ、制服乾くまでだから良いか。」
Tシャツとハーフパンツ、下着は新しい物を用意してバスルームへ行く。
「翔、服置いとくぞ。出たら俺の部屋来い。2階上がってすぐの部屋だ。」
「分かったっす。」
俺は翔の制服を乾燥機にかけ、部屋に戻った。
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