同居生活

6/8
284人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
なんて1人でぼけーっと考えてたら、あっという間に忠義の風呂洗いは終わってて。 緑「りょー!できた!」 体のいたるところに泡をつけて、忠義は俺を太陽のような眩しい笑顔で俺を見た。 …あかん、絶対今、俺の分身君、反応した。 緑「…りょー?」 黄「あ、いや、…ありがと」 緑「…?」 固まってる俺を忠義は不思議そうに見て、次はどうしたら良いのか尋ねてきた。 一旦、冷静になれ、ニシキド。 今は風呂洗いを仕付けとる最中や。 黄「あとは、シャワーでその泡を流す。ほんで、ここのボタン押して、お湯を溜めるだけ」 緑「はーい。けっこー簡単やね?」 ルンルンと楽しそうに風呂洗いを終えた忠義は、浴槽から出てきて、溜まっていくお湯を見つめる。 あぁ、その後ろ姿もたまらんわ、お前ー… 黄「さ、忠義。体洗おか?」 オカン、オトン、ごめん。 俺は今から、犯罪級な罪を犯してしまうかもしれません。 .
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!