とある一家の一方通行

12/17
前へ
/97ページ
次へ
―――― 神裂「あの…一方通行?」 一方通行「なんだ魔術師」 神裂「上条当麻とは知り合いの様でしたが、一体どういう関係ですか?」 一方通行「ったく…俺が誰とどォいう関係だろうが知ったこっちゃねェだろが。まァ…色々と世話ンなってンだよ、ロシアの時も三下には……救われしなァ。」 神裂「あなたはロシアにいたのですか!?(感謝してるのに三下…。)」 一方通行「学園都市とも、ロシアとも魔術師とも闘りやった。俺はノーサイドだったからな。いや、単に味方がいなかっただけだ。そこで三下に合って、八方塞がりだった俺はヒントと行動理念を頂いたのさ。」 神裂「壮絶でしたでしょう……とても想像が及びませんが。一方通行あなたは何故ロシアへ?」 一方通行「そいつはお前が知るような事じゃねェ。」 神裂「す、すみません。ただ何の為にこんな危険な真似をしたのか気になりましので…。」 一方通行(疑問に思って当然か…。打ち止めがいなけりゃ話しても通じねェだろうし、いても話さねェけど。) 一方通行「俺は学園都市第1位の超能力者だ。あの程度、どォにでもなンだよ。」 神裂「第一位!?18個の缶コーヒーが入ったビニール袋すら持ち上がらないあなたがですか!?」 一方通行「うっせェぞ三下がァァァァァァ!!!!!」 神裂「それにしては貧弱過ぎます。コケただけで致命傷とか」 一方通行「ジジィじゃねンだよ!この白髪も含めて、ジジィじゃねンだよ!」
/97ページ

最初のコメントを投稿しよう!

301人が本棚に入れています
本棚に追加