とある一家の一方通行

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一方通行「ンじゃァ次はこっちの質問に答えて貰おうか、テメェは何者だ?」 ギロ 神裂「イギリス清教『必要悪』所属の魔術師、或は天草式十字清教の女教皇、神裂火織です。」 ドヤ 一方通行「どっちも知らねェな」 神裂「っち、ド素人が…。」 一方通行「三下はあのガキシスターとよく一緒にいるが、あれと似たような間柄な訳か。」 神裂「いえ、彼はインデックスの保護者のようなものを任されていまして、本来それは我々の役目なのですが彼女が上条当麻にその…すごく懐いてしまったので、ズルズルと保護者役を任せてるわけです。」 神裂「我々は一歩下がったところから見守っているに過ぎません。ただ魔術師とのいざこざには上条当麻がよく巻き込まれるので共闘した回数は数しれませんが。」 一方通行「同情するぜェ…三下ァ」 神裂「学園都市第一位の超能力者なら遅かれ早かれ知るのでしょうから、今私の口からいっておきましょう。インデックスは世界を滅ぼす事も可能な魔術も含まれる10万3千冊もの魔導書の原典を記憶として保有しており、魔術サイドではとても重要な人物です。」 一方通行「ほォ…そいつは驚いた。」 フワァァア~ 神裂「おい欠伸すんな、彼はインデックスを救うため、ロシアに行きました。」 一方通行「…!」 神裂「一人の少女のためにあそこまで闘える人間は彼ぐらいでしょうね…。」 一方通行「(まさか俺みてェな境遇の奴がもう一人いるたァな。)ンで、なンでガキシスターはそンな目に遭ったンだよ。」 神裂「そ、それは………………あなたが知るような事ではありません…。」 一方通行「っは、そォきたか……ケッ。」
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