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いつも通りのある日のこと
僕ら五人は放課後、誰もいない教室で思い思いのことをしていた
及川さんは寝ていて、氷雨さんはくそ真面目だから宿題を終わらせている
小翠さんはお菓子を食べていて凜くんは音楽を聞いている
そして僕はゲームをしていた
すると小翠さんがいきなり立って
「ねぇ、今夜星を見に行こう」
そう言った
「たまには良いこと言うんだね」
なんてしてみんなで笑いあった
そして一旦家に帰り、またいつもの場所に集まる
「それでさぁ…」
「バッカじゃないの」
明かりのない道をバカみたいにはしゃいで歩いた
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