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すると、急に話し声がやむ。
ん?とリンが目をあけると、
小さな女の子の顔はすぐ近くに来ていた。
バード「私の話、つまんない?」
リン「そ、そんなことないよ!」
リンは一歩退ける。
驚いたのもあったが、
小さな女の子の行動はどこか気味が悪かった。
すると、小さな女の子は口を開く。
バード「ところで、キミはいつも一人なの?」
リン「そ、そうだよ。」
バード「へぇ~♪」
と、感心そうにリンに一歩近づく。
リンは、すこし警戒して
小さくのけぞる。
なにかを仕掛けてきそうな、
怪しい顔をした小さな女の子は、
リンを恐怖に導いていくような
雰囲気をどこか持っていた。
………しかし、少女の反応は
リンの考えとは違うものだった。
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