-出逢い-

9/10
前へ
/18ページ
次へ
すると、急に話し声がやむ。 ん?とリンが目をあけると、 小さな女の子の顔はすぐ近くに来ていた。 バード「私の話、つまんない?」 リン「そ、そんなことないよ!」 リンは一歩退ける。 驚いたのもあったが、 小さな女の子の行動はどこか気味が悪かった。 すると、小さな女の子は口を開く。 バード「ところで、キミはいつも一人なの?」 リン「そ、そうだよ。」 バード「へぇ~♪」 と、感心そうにリンに一歩近づく。 リンは、すこし警戒して 小さくのけぞる。 なにかを仕掛けてきそうな、 怪しい顔をした小さな女の子は、 リンを恐怖に導いていくような 雰囲気をどこか持っていた。 ………しかし、少女の反応は リンの考えとは違うものだった。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

37人が本棚に入れています
本棚に追加