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春風が冷たく少し寒気を感じたセンターは、一度部室に戻ることにした。
前日が卒業式だった為、今日から吹奏楽部は「新生ラッパッパ」となる
…………………はずだった。
部室の前にたったセンターが感じたのは、新鮮な空気ではなく妙な臭いだった。
それは、生臭さや焦げ臭さが部室内からプンプンと漂っていた。
センターが恐る恐る部室のドア開ける。
すると、そこにはホルモンを焼く七輪と、その七輪を囲む5人の影が見えた。
センター「なにやってんだ?お前ら昨日で卒業じゃ………」
ヲタ「おっ、センター!どこ行ってたんだ?」
アキチャ「俺たちチームホルモン、5人揃って留年で~す♪」
その言葉に、センターは呆れてため息しか出なかった。
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