第一章 天使になった日

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 ここは何処だろう…  視界が狭い…  誰が見てるんだ風景なんだ?  澄み渡る青い空の下  少女と歩いている少年  それが誰だか分からない  太陽の光で  その子の顔が霞んで見えない… 「ねぇ……ユウマ。天使って居るのかな?」  ユウマ……少女が自分に話しかける。 「あぁ?知らねぇよ……居ても居なくても問題なくね?」  狭い視界から見える少女に答えてる少年。 「そっか……」  少し寂しそうに歩き出す少女。  その姿が徐々に小さくなって行く……  ん?辺りを見渡す…… 浮いてる?!えっ!?なんで? 俺浮いてんの?! 【ようこそ天界へ】  不気味な声が頭上から聞こえ目の前が暗くなり俺は意識を無くした。
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