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「うぅ……」
額には冷や汗をかいている。
またみたあの夢……
ここは天使が住まう街…
「おーいユウマ起きてっか?」
ドアの向こうから聞こえる聞き慣れた声
「おぅ、シオンか!?ちょっと待ってて」
慌てて服を着替え天使の証、金色のブレスレットをつけて俺は部屋を飛び出した
「おいおい初日から遅刻するなんてユウマどうしたんだよ?」
「イヤ……ちょっとな。遅刻しちまうから早く行こうぜ」
「あぁ……」
俺は今日から天使育成学校に通うらしい。
俺が天使?バカバカしい
なんでこんなトコにいんだ?
俺は――
なにも思い出せない…
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