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キーンコーンカーンコーン…
HRが終わった。
それと同時に女子みんなが、
こちらへ押し寄せてくる。
益田隼斗目当てにね。
「隼斗さまあ/////」
「もっと近くでみたいっ」
「隼斗さまはどこから来たんですか?////」
もちろん隣の私は、女子の渦に押されるように椅子から降ろされた。
ああ…あんな中、集中して本読めないし。
意味ないし。
私は机の中からそっと本を一冊取り出して、屋上へ行こうと立ち上がった。
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