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とある日の図書館で。
ヴェノンは本を読んでいた。すると前からカタンと音が聞こえ、視線だけ向けるとそこにはリュラが座り本を読んでいる
空いてる席は他にもたくさんあるのに、と思ったがふと思い出した。
そういえば、たまに見かけるといつもこの席で本を読んでいた。彼の特等席なのだろうか、素朴な疑問だが、話した事などあるわけもなく、それにわざわざ聞く程のことでもない。
ヴェノンは視線を本へ戻し再び読書し始めた
「……」
「……」
「……」
「……」
「……ゆっくん、あそこだけブリザードが見えるね」
「……そうだな」
ただ静かに読書しているヴェノンとリュラだが、二人の纏う空気はどこか特殊で、周りから見れば近付きがたい雰囲気。
まさにブリザードが吹いているような光景が見えたとか。
fin
……ごめんなさぃいいいいっ!!!ヴェノンくん本読んでそうなイメージがあったので一緒に読書させたらこのザマです(泣)どことなくリュラと似たものがあったのでついやらかしました(;ω;)苦情は随時受付中です←
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