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すぐに綺麗な歌声が耳に届き、よく目を懲らせば目の前には譜面が、もっとよく見れば自分の体を譜面が巡り、その譜面から歌声が聞こえていた
あの優しくて綺麗なママの歌声
「…大丈夫?ちぇるもちゃん」
「……ま……ま……?」
「ちぇるちゃん、もう怖い人たちいないからね」
「…おに……ちゃ……ま……?」
小さい鳴き声が聞こえたかと思うとペロペロと顔を舐める魔獣
「……モフモフ…」
「…生きていたようだな、ちぇるも」
「……ぱ……ぱ……?」
目の前にはもうひとつの家族がいた
ちぇるもは堪えていた感情が一気に込み上げ、声を上げて泣いた
アオラは優しく抱きしめ、よく頑張ったねと頭を撫でた
泣き疲れてぐっすり眠ったちぇるもをリュラが抱き抱え皆の所へ戻れば、盛大に出迎えてくれた
戦いはもう終わっていた
「皆無事で良かった。学園に戻ろう!」
翠の明るく元気な声は夕焼けの空に響き渡った
fin
ぐぉおおおおおっ(;´Д`)グッダグダですみませんっ特にちぇるちゃんの方ごめんなさぃいいっ
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