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当たり前だが、また定期試験は赤点の行列。
なんとか、追試で合格したが今度は、すんなり進級と行かなかった。
先生に呼び出され、学院長のところまで行き、進級のお願いにまであがった。
そのとき、僕のほかに4人くらい同じ境遇の人がいたが、何人かは泣いていた。
すごく、この職業に対して思い入れがあるんだなあと思った。
自分はどうだろう?と考えてみたらそこまでの熱い気持ちは正直無かった。
でも、学校をやめてしたいことも無かったのでなんとか進級させてもらい最も厳しい、実習に出ることになった。
実は、この実習がウツビョウになったきっかけなのである。
実習は、半年間ほど続くがこの間、3施設を転々とするものだった。
実習に行くまでも、凄まじかった。
しっかりとした、知識がない僕は実習にむけての対策を友達としてもついていけず途中からは一人でするようになっていた。
あまり、たいした対策も出来ず実習に出ることになった。
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