ウツビョウの始まり

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まず、3回の内の初めは実家から通える場所でクラスメイとがもう一人いくということもあり少し安心していた。 しかし、1日目からボコボコだった。 僕は、母子家庭で育ったせいか昔から大人の男性と話すのが苦手だった。 これが、1日目からガッツリ出てしまい指導者に質問されても何をいってるか分からないような状態だった。 しかも、1日目から歓迎会と称して飲み会が開かれた。これは、ホントにキツかった。 次の日も実習なのに12時くらいに家に着いた。 まずは、なれない環境で気を使った疲れを取るために課題があるのに寝てしまった。 こんな状態では、眠れるはずもない。気になって2時間おきに目をさまし起きなければいけない時間が来るのを恐れていた。 で、その時間が来てもすぐ課題に取り組めるわけではなく1時間くらいはダラダラするのである。 こんな状態では、ちゃんと考えて課題に取り組めるわけもない。 僕の提出した、課題は指導者やその他の先生の間で笑い話のネタになり僕は余計に指導者とのコミュニケーションが取れなくなっていった。 で、こんな生活が約2ヶ月続いたが僕はなんとか初めの実習を一回休むだけで乗りきった。
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