ウツビョウの始まり

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乗りきったというか乗りきらせてもらったというほうが、正解かもしれない。 げんきんなものである、実習中の週末は毎週飲みに行くか、朝方まで遊んでいた。 これでは、母親にとても心配をかけたことだと思う。 でも、この時の実習中の生活がこのあとの実習にも引き継がれていくことになる。 で、次の実習は県外で自宅からは通うことができず、アパートを借りて実習を行うことになった。 このときも、クラスメイトが一緒に住むことになり気持ち的には安心していた。 僕は、最初の実習もありとても緊張して実習に望んだが最初の実習よりもスムーズに進んだ。 こちらでも、毎週末は毎回、時間のあるクラスメイトに声をかけ飲みに行くか遊びに行くかしていた。 それが、毎回誰かがつかまるわけもなく一人で暇をすることもあった。 今、思えばこの時期はソウ状態だったかもしれない。 自分が迷惑をかけているという実感もなく、自分が楽しければいいというような感じだった。 実習自体は、うまくいきこの時、大学への編入学も決まり気持ちはどんどんと上昇していくようだった。
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