その3…金井黄次郎

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パタパタと走り去る彼女。 彼はそれを目で追いかけた。 一口、お茶を飲む。 ほんの一瞬香った甘い匂い。それが何なのか分からなかった。 ただひとつ、思った事があった。 「…でざーと…?」 それからほんのしばらくの間、姫が護衛に近づかなかったのは言うまでもない。 (何故………?) END
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