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「ほんとにわからないのかなぁ~?」
「演技とはおもえないですね。」
「じょーだんきびしいにゃ。」
なんか馬鹿にされてるなぁ。
エンチャウント?エンチャンーター?聞き慣れない単語だし…一人?は猫みたいだし。
オレが途方にくれそうな表情になってたみたいで三人はようやく説明してくれた。
「ここはイグニスってとこだよぉ~。」
「四大大陸の北に位置する国ですよ。」
「ニャアにはわからにゃいにゃ。」
もとい二人みたいだった。
一人?は役に立ちそうもないや。
「あとは東のエンテルス・西のロンドランク・南にはヨーレグンドがあるんだよぉ~。」
聞いたこともない地名しかでてこない。
オレどうなってんだろ。
「エンチャントってゆうのはですね…魔力の根源になる意思ある石のことをいいますです。エンチャンーターはその石から想像力で魔力に変えて物体もしくは自然現象を起こせる者をいいますです。因みに石はエンチャンーターを自らの意思で選び選ばれた者にしかエンチャントに触れられませんです。」
……あぁなにつまりここは魔法の国でオレは魔法使いに任命されたと……。
「んなばかな!!」
つい大声を出してしまった。
三人はビクッと体をさせてオレを見ていた。
「やはり何もわからないんないかなぁ~?」
不思議そうにオレの顔を覗きこんできた。
あぁマジいみわからんよ。
「ねぇねぇとりあえずお家に来てもらい落ち着いてもらいましょうです。」
「ニャアももう帰りたいにゃ。」
オレの表情をみて小さいけどしっかりした感じのこがおねぇさんらしき人物に提案していた。
猫みたいなやつは…欠伸してるし!
正直オレも落ち着いて考えたかった。
「う~ん…まぁおかぁさんも待ってるしこの人連れてかえろっかぁ~。」
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