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朝起きるとそこは見慣れない森の中だった
目の前に黒いワンピースを着た金髪の少女がいた
紅いリボンが目立つ
少女は口を閉開している
だが何も聴こえない
すると少女は、
俺の腕に噛み付いた
噛み付かれた所からは血が流れ
肉が無くなっている
俺は少女に、物理的に喰われた
何故か痛みは感じなかった
そう思っている間にも
俺は喰われていく
数分後右腕は無くなり
少女は、俺の体を喰い始めた
そろそろ心臓が喰われる
俺は別に構わなかった
死のうか少女に喰われようが
気にしなかった
そこに紅い物体、否人影が目の前を通り過ぎた
金髪の少女に赤色の模様が書かれた紙、札の様な物がぶつかり血塗れになっている
金髪の少女は動かない
赤色の服装の少女は
俺を持ち上げ空を飛んだ
俺は多量出血で気絶した
赤色の服装は巫女服だった
俺は神社に居た
右腕は元に戻っていた
巫女服の少女は寝ていた
俺は少女に毛布を掛け
外にあった御賽銭箱に
財布を投げ棄てた
俺に財布なんて必要なかった
階段を降りようとしたとき
紫色のドレスを着た女性に額を指で突つかれた
それと同時に俺は
目が覚めた
ここは船の上
青い着物を着た赤い髪の少女が船を漕いでいる
腕には包帯が巻かれている
包帯が何故巻かれているか
記憶にない
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