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「あのさ-俺思うんだ。世界って水平なんじゃないかって。」
俺は仲間の唐突な言葉に驚いた。
「はぁ?」
「世界の果てってどこなんだろうな。」
俺は壁にもたりかかりながら言った。
「急にどうしたんだよ?」
「世界の果てに行きたいんだよ!」
なるほど、だから水平かぁ-
俺は言った。
「地球は丸いんだから自分が思ったところが世界の果てだと思うよ。」
「そういう考えも確かにあるかもしれないな。」
仲間も頷いて納得している。
俺は言った
「だから今もたれかかってる壁から向こうが俺達にとっての世界の始まりだな。」
仲間は言った。
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