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～日交バスジャック殺人事件～
９月６日、午前１０時、件の館。
最近は来れてなかったので、３連休を利用して推理に明け暮れる事にした。
「おや？それは…、かなり難しいほうだと思いますが？」
「だよねぇ…？
バスジャックの犯人の推理って、何か論外って感じだし…。」
[平成元年２月上旬、鳥取駅発の一般路線バスが２人組の男にジャックされた。
犯人の要求は、先月強盗の現行犯で逮捕された大宮進（３９）の開放。
事件当時、バス内にいた乗客６名、運転手１名の計７名が人質とされた。
運転手の話によると、犯人の２人は相生町の停留所から乗車し、
宝木～矢口で目出し帽を被り、１人の男が所持していたナイフで運転手を脅し、
その動きに合わせ、もう１人の男が拳銃で乗客の女性１名を射殺した。
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拳銃を持った男はバス内の全てのミラーを破壊した後、
乗客全員の携帯電話を奪い、そのうちの１つで犯行声明をしていた。
犯人以外の乗客は男性客５名、女性客１名の計６名。
その後、進展の無い状況に犯人が業を煮やしたのか、
人気の無い場所まで運転させられた後、犯人に殴打され気を失った。
人質にされた乗客の話によると、運転手を殴打後に犯人は逃走。
逃げた方向を警察が捜索したところ、逃走に使ったと思われる盗難車と、
その車内からナイフ、拳銃、目出し帽が発見された。
最初に殺害された女性客と、殴打された運転手以外に怪我人は無く、
犯人の要求していた大宮進は、釈放されていないままであった。]
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