第1章

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-ウェイン小隊- 二機のキャノン砲が敵のエンジンを捕らえた!!…はずだった。 キャノン砲は命中したがエンジンから外れ…致命傷にならなかった…。 「なに!?舵をとっただと!?……こちらの攻撃に気付かれたのか…。センサーの範囲が考えていたより広かったのか…。」 三人は驚いていた… 外れるはずが無かった砲撃が外れたのだ…。 「……作戦変更。俺が突撃する!各機、援護してくれ!お前らは遠距離用機体だ突っ込み過ぎるなよ!…よし、作戦開始!」 ウェインの駆けるザクが背部のブースターを点火し…敵の新型戦艦に突撃する! ウェインは敵新型戦艦付近に到着した…。 到着すると同時に、新型戦艦のカタパルトから二つの異なった機体が出てきた…。 「!?…一機じゃ無いのか!見る限り支援機のようだな…。」 二機は両肩にキャノン砲を搭載している…。 「連邦のMSか…不思議な気分だな、一機には足がある…。だがこれは都合が良い。こっちは近接戦闘が得意でな!」 ザクIIは腰背部のヒートホークを右手に持ち、ブースターを全開にした。 「悪いな…こっちも死ぬわけにはいかないんでな!」 ヒートホークがガンキャノンをとらえた…。 「やらせるかぁ!そこぉ!!」 ボォォーン 斬りかかるウェインのザクIIにバズーカが撃ち込まれる…。 「カイさん!大丈夫ですか?」 敵の戦艦から新たなMSが現れた…。 「…まだ来る!赤い彗星を退けたのかコイツか?近、中、遠距離〓のMS…これが連邦のMSの正体か…。」 ウェインの攻撃を阻み、そこに現れたのは。他の二機とは雰囲気が違う…白い色をしたMSだった…。 「カイさん、ハヤト…コイツは僕がやります!他の二機を!」 「へっ!アムロ、良いとこ取りのつもりか。でも、ここはアムロちゃんに任せて他をやるとするよ」 白い機体を残し…二機はケイル達の元へ向かった…。 アムロと呼ばれるパイロット…それはさきほど言っていたガンダムのパイロットのことだ。 「右手に持っているのは、バズーカか?…先ほどの威力を見る限り、ザクのバズーカより威力は上か…。格闘兵器を持っているかわからんが…突撃する!!」 ザクIIは左腕の盾を構えながら、ヒートホークで突撃する。 「はっ、速いぞ。…ちぃぃ!」 ガンダムの頭部からバルカンが放たれるがシールドに阻まれ、ガンダムは間一髪ウェインの格闘攻撃を避けた。
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