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-ウェイン小隊-
二機のキャノン砲が敵のエンジンを捕らえた!!…はずだった。
キャノン砲は命中したがエンジンから外れ…致命傷にならなかった…。
「なに!?舵をとっただと!?……こちらの攻撃に気付かれたのか…。センサーの範囲が考えていたより広かったのか…。」
三人は驚いていた…
外れるはずが無かった砲撃が外れたのだ…。
「……作戦変更。俺が突撃する!各機、援護してくれ!お前らは遠距離用機体だ突っ込み過ぎるなよ!…よし、作戦開始!」
ウェインの駆けるザクが背部のブースターを点火し…敵の新型戦艦に突撃する!
ウェインは敵新型戦艦付近に到着した…。
到着すると同時に、新型戦艦のカタパルトから二つの異なった機体が出てきた…。
「!?…一機じゃ無いのか!見る限り支援機のようだな…。」
二機は両肩にキャノン砲を搭載している…。
「連邦のMSか…不思議な気分だな、一機には足がある…。だがこれは都合が良い。こっちは近接戦闘が得意でな!」
ザクIIは腰背部のヒートホークを右手に持ち、ブースターを全開にした。
「悪いな…こっちも死ぬわけにはいかないんでな!」
ヒートホークがガンキャノンをとらえた…。
「やらせるかぁ!そこぉ!!」
ボォォーン
斬りかかるウェインのザクIIにバズーカが撃ち込まれる…。
「カイさん!大丈夫ですか?」
敵の戦艦から新たなMSが現れた…。
「…まだ来る!赤い彗星を退けたのかコイツか?近、中、遠距離〓のMS…これが連邦のMSの正体か…。」
ウェインの攻撃を阻み、そこに現れたのは。他の二機とは雰囲気が違う…白い色をしたMSだった…。
「カイさん、ハヤト…コイツは僕がやります!他の二機を!」
「へっ!アムロ、良いとこ取りのつもりか。でも、ここはアムロちゃんに任せて他をやるとするよ」
白い機体を残し…二機はケイル達の元へ向かった…。
アムロと呼ばれるパイロット…それはさきほど言っていたガンダムのパイロットのことだ。
「右手に持っているのは、バズーカか?…先ほどの威力を見る限り、ザクのバズーカより威力は上か…。格闘兵器を持っているかわからんが…突撃する!!」
ザクIIは左腕の盾を構えながら、ヒートホークで突撃する。
「はっ、速いぞ。…ちぃぃ!」
ガンダムの頭部からバルカンが放たれるがシールドに阻まれ、ガンダムは間一髪ウェインの格闘攻撃を避けた。
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