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数分後。
カチャ...
「うぉっ!?」
何の音沙汰もなく、いきなり扉が開いたので、駿と俺はつい声をあげる。
「よーっす」
「…………」
入ってきたのは栗色の髪の女の子と、ヘアピンの涙目の女の子。
……何でだろ
どっちがどっちかわかるのは
「……こっちが駿で、こっちが天音?」
交互に俺と駿を指す……おそらく雫。
「正解」
そう駿が答えると、雫はニコッと笑い、「やっぱり」と言った。
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