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「じゃあ、またな」
ダイガのごつごつした手が雅人の肩に置かれる。
「あ、ああ」
「なに。すぐ会えるさ。この件が終わったら帰る方法を教えてやるよ」
「分かったのか?」
「ああ。多分な」
マキュアに帰る方法があるのだと勝手に思ったのだが違ったらしい。
いやあるにはあるのだろう。ただそれがマキュアでなければならないわけではないと言うことだ。
よく考えてみれば最初にこの世界に来たのがリシア砂漠なのだらか、場所など大した問題では無いのかもしれない。
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