〓第1章〓

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「おはよう!!」 今日奈々実ちゃんは珍しく朝早く学校に来た。 奈々実ちゃんはいつも遅刻寸前に学校に来る。 僕はいつも一番に学校に行く。 でも今日は違った。 今日奈々実ちゃんは僕より早く学校に来て一番に僕に挨拶をしてくれた。 「おはよう!!奈々実ちゃん今日はなんでこんなに早いの?」 と僕は言った。 「きょっ、今日はね、今日のテストがね、分からないからね、理玖(りく)君に聞こうと思ったの。」 なんて嬉しい言葉だろう。 (こんなことを奈々実ちゃんに言われたら僕が教えれることなら何でも教えよう!!) と僕は意気込んだ。
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