1人が本棚に入れています
本棚に追加
麻美は小学校の頃から男子からは人気でも、女子から別の意味で大人気だった。それは、男子たちが麻美をチヤホヤするから。
その中には女子から人気の男子もいた。その事に腹を立ててた女子はいっぱいいて――麻美に対する小さい嫌がらせが始まった。
麻美に悪気はないのに。
中学に入ってから益々男子から注目の的になった麻美は、小さい嫌がらせがイジメになった。
私には止めることが出来なくて――いつも麻美の傍で泣いてたのを思い出す。麻美は微笑んでくれたけど、もしかしたら助けなかった私を恨んでたのかもしれない。
私は、本当に麻美が大好きだった。だからイジメに有ってる事を可哀相に思った。
――でも先輩を取られてイジメが加速した時、ざまあみろ……そう思った。派手な人たちは、私を理由にして麻美をイジメ続けた。
それでも麻美が学校を休む事は無かった。
先輩を取られた翌日も何も無かったかの様に、私と一緒にいた――…
最初のコメントを投稿しよう!