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はじめに
この話はノンフィクションです。
ノンケの私と、FTMの彼が出会い、恋をして、別れるまでの心の葛藤を思い出しながら書いた私から彼への最初で最後のラブレターです。
いつも私への愛を目いっぱい表現してくれてた彼。
そんな彼に照れくさくて素直に好きだと言ってあげられなかった私。
言わなくても態度で分かる、伝わってるはず…本気でそう思っていた私。
そんな私の想いは伝わらず、いつも不安を感じてたらしい彼。
彼はいつも私の本当の気持ちを知りたがっていました。
それが分かったのは私たちが喧嘩して擦れ違ってしまったとき。
いまさら遅いけど、私の気持ちを綴ったこのラブレターがいつか彼の目に留まることを信じて…。
ねぇ、Y…あの時ほんとはね、私、こう思ってたよ。
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