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「それでは次の説明をする前に」
優衣さんは魔力を判定するリストバンドを取り出した。
「知哉さん以外の属性も判定してしまいましょうか」
優衣さんがそう言うと、朱莉が大声で叫びながら手を上げた。
「はいは~い!!私からお願いします!!」
優衣さんは微笑んで頷いた。
「それでは腕を出してください」
朱莉は袖を捲り上げて腕を出す。
優衣さんがリストバンドを朱莉の腕にはめると、俺のときに光った石とは違う石が光った。
「ここの石だと……地ですね」
「地属性!!わかりました!!」
朱莉は嬉しそうに拳を握っていた。
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