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「はい?」
月島さんでも来たのかとゆっくり後ろを振り返ると、そこにはにっこりと微笑むブレス学院の生徒会長の顔があった。
「やぁ。久しぶりだね」
…………。
目の前にいるのは、天馬先輩だった……。
「な、なんで……」
俺は訳も分からず顔が引きつる。
「学院に公欠の届を出しているから何をしているのかと思えば、王都の地下でサボタージュかい?」
うわああああ最悪だああああああ!!
俺がここにいるのは悠斗さん達の付き添いみたいなもんであって結局はサボりだ。
「すすすすすすいません!!これには色々事情がありまして……」
どう説明しようか慌てふためき、しどろもどろになっていると……
「「ぷっ……」」
突然天馬先輩の後ろから笑い声が漏れた。
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