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「私と赤ちゃん作らない?」
付き合って3ヶ月の彼女が、衝撃の言葉を口にした。
俺の名前は、大原優心(オオハラユウシン)。
彼女の名前は、秋田真央(アキタマオ)。
ここは学校の教室で、俺たちは高校生だ。
「ねェ、子作りしよーよ♪」
「ちょ……。そりゃ、色々とアレだろ?」
「アレって何?」
付き合って3ヶ月、高2で子作りとかさすがに早すぎんだろ。
「そりゃ、真央のことは好きだけど。俺たちまだ高校生だし……」
「優クン、なんかカン違いしてない?」
「へ?」
真央は言いながら、その手に持っていたスマートフォンの画面を、俺に見せてきた。
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