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「触られるの、嫌?」 「嫌じゃないけど……。ていうか、いっぱい触ってほしい」 俯きながら真央は言う。 「浮気したら、パパログですぐわかるんだからね?」 「だから、しないってば」 「絶対だよ?」 「ああ、絶対な」 真央の機嫌も直ったところで、俺たちはコンビニを出た。 「帰ってからも、卵に愛情注いでね?」 「わかったわかった」 それから、コンビニ脇の影になってる場所で、真央と短いキスをして。 「じゃあ、また明日」 「うん。バイバイ♪」 家に戻った。 リビングに顔を出すと、母さんと妹の未乃梨は仲良くテレビを観ていた。 2人は帰ってきた俺に気付いて、
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