9111人が本棚に入れています
本棚に追加
「触られるの、嫌?」
「嫌じゃないけど……。ていうか、いっぱい触ってほしい」
俯きながら真央は言う。
「浮気したら、パパログですぐわかるんだからね?」
「だから、しないってば」
「絶対だよ?」
「ああ、絶対な」
真央の機嫌も直ったところで、俺たちはコンビニを出た。
「帰ってからも、卵に愛情注いでね?」
「わかったわかった」
それから、コンビニ脇の影になってる場所で、真央と短いキスをして。
「じゃあ、また明日」
「うん。バイバイ♪」
家に戻った。
リビングに顔を出すと、母さんと妹の未乃梨は仲良くテレビを観ていた。
2人は帰ってきた俺に気付いて、
最初のコメントを投稿しよう!