二章

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音の神の言葉により、命の神は彼女の魂を天空界へと呼び寄せた。 「ここ…は?」 光る魂から声が響いた。 《そたなに頼みがある》 「あなたたちは神様…ですか?」 魂は戸惑っていた。 《そなたの村を滅ぼしたのはアトロ。そなた自身を滅ぼしたのもそうだ。われら神は地上に降りる事を大神より禁じられているため、奴を倒すことが出来ない。そこでそなたに倒して貰いたい》 音の神は目を瞑り答えた。 「わたしは…そんな力ないし、それに死んでしまいました。」 彼女は力なく答える。
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