二章

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《そなたにはすべての力を授けよう。一度限りだが命もさずけよう》 周りの神々もそれに頷き彼女の言葉を待つ。 「私にできるでしょうか…。できるのなら、私にやらせてください。」 答える彼女の元へと命の神は寄り、手を差しのべる。 《そなたならきっと倒してくれるであろう。》 命の神は手から光を放ち彼女へと浴びせた。 「私の手…足も…」 光が消える頃には彼女の体は傷ひとつなく存在していた。
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