二章

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両手を見るがもう変化は無かった。 しかし、確実に神様から受け取った力は体内で蓄えられていた。 《最後に殺されてしまった神々の最後の力を…》 すると、どこからか光が集まり始めた。 《我らの残された力をそなたに》 《アトロを滅ぼし世界を平和に》 「有り難うございます。…私が平和にしてみます。アトロも滅ぼします」 彼女の瞳には曇りもなくとても澄んでいた。
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