三章

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村に降り立ったわたし、シズナはギムラだったはずの黒い地を見つめた。 「わたしが、みんなの敵をとるからね」 これから訪れるどんな事からも逃げたりしない。 心の中で気持ちを引き締め、土の魔法で目の前に小さな墓を作った。 墓の表面には炎と風の魔法で記録を残した。 [ギムラ村人ここに眠る。573年]
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