恋人宣言   橙×紫

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「ええ―――――っ!!」 「そういうことやから・・・・・行くで、マル」 「は、はい」 「う、うそやぁ―」 「まるとひなが・・・・ひながまると・・・・」 信ちゃんに次いで楽屋を出る間際、絶叫するヤスとたっちょん 壊れるすばるくん 裕ちんと亮ちゃんは開いた口がふさがらない状態 せやなぁ・・・・信じられへんよなぁ 僕も今だに信じられへんもん 信ちゃんと僕が付き合うてるなんて・・・・ あ―あ、絶対今度会った時、みんなからしばかれるわ ぐったりとうなだれながら信ちゃんの後ろを、足どり重く歩いていると、 「マル」 突然信ちゃんに呼ばれた。 「自信もちや?」 「えっ?」 「似合う似合わんの問題やないねん。お前は、俺が選んだ男なんやから」 くるっと振り返って、誰もを魅了するその綺麗な瞳で見つめる信ちゃん 「誰が何と言おうと、俺にはお前だけや」 僕の方が背が高いから、自然と上目遣いになるわけで・・・・ 「信ちゃん・・・・」 「好きやで、隆平」 そう言うと、僕の手を取って歩き出す信ちゃん 言うことは男前で、仕種は可愛くて・・・・僕のサイコーの恋人 よし!僕もなったるねん メンバーに認められる、信ちゃんのサイコーの恋人に・・・・ おわり 2011.11.5 (あとがき→)
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