第四話

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  「凄い広いんだね!」 綺麗で広いエントランスに魅了されていると、そのままエレベーターまで手を引かれた。 慣れたように上層階のボタンを押す篠山くん。 一体どんな部屋なんだろう… ドキドキと高鳴る気持ちを抑えて、つながれた手のまま玄関へと入った。 「すご…綺麗」 パッと付いたダウンライトの灯りが幻想的。 そんなあたしの様子を見た篠山くんが、リビングに案内してくれて、カーテンを引いた。  
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