白い華

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その華は増えていた。 彼は目を奪われた。 儚げに白光を放つ、美しい華。 間違える筈もない、あの華だ。 彼は微笑んだ。 そして決意したかのように力強く、彼はこう言った。 ――もっと増やそう、まるで、そう、花畑のように 彼は更に能動的に動いた。
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