心の中に

5/22
前へ
/158ページ
次へ
パンを食べ終わった。 「何おう?!私が嘘ついたことありましたか?はい。牛乳!」 いつもコンビニで牛乳を買ってきてくれる。 佐鯔の良い所は前向きで…明るくて…かっこ良くて…嘘つかないところ…。 「ない!」 牛乳を飲みながらニカと笑う。 そんな俺の頭を撫でる佐鯔…。 好きな人もあるけど…尊敬もしている。 髪の毛をいじられる。 「…供養の銀髪好き」 ちなみに俺の髪は銀髪で目は青い。 お父さんは外国人…いわゆるハーフだ。 「あまり触るな」 佐鯔の手を弾く。 エレベーターのドアが開き外には出た。 「何よ!!褒めてるのに!「おやおや…仲良しだね?」 急に俺の前に佐鯔が立った。 「何々?守ってるの?かっこいいね~」 いかにも悪そうな顔をした人が3人寄ってきた。 「貴方たち…供養の事好きなのね」
/158ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加