7人が本棚に入れています
本棚に追加
「アンタがもう少し大きくなったら…今のままじゃあなくなるのかな?」
悲しそうな顔をしながら下を向く…佐鯔。
「俺は…今のままがいいな~」
佐鯔は嬉しそうに微笑んだ。
俺はこの後…あんな事になるなんて…思ってもみなかった。
学校に着いた。
「じゃあね。頑張るのよ!」
佐鯔とは違うクラス…休み時間はいつも佐鯔と一緒…。
「また…ね」
自分のクラスに入ると…。
「また…来たのかよ…」
「アイツ暗いから嫌いなんだよね~」
「うざい…死ねばいいのに」
四方八方から投げつけられる言葉…。
俺は…中学の1学期は不登校だった。
佐鯔に行こうと言われても…断ってきた。
最初のコメントを投稿しよう!