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「アナタの目の前でアレウス様が人を殺さないと言うのは仮定です。 万が一、アナタの目の前でアレウス様が人を殺したらアナタは耐えられますか?」
想像も付かない…店で働いている時は悪い事をしてた…だけど、人を殺すなんて事だけはしたくなくて…。
頭の中がぐしゃぐしゃだ。
「……よく覚えておいて下さい。 万が一の時はアナタの精神が傷を負う、契約結婚をしてしまえば後戻りは出来ないのです。 契約を取り止めるならば僕に連絡をして下さい、僕がアレウス様に進言して助力しますから」
それを何度か言われ、混乱中の私はジンさんに車で家まで送って貰うことになる。
私は…どうしたらいいの?
電気もつけずに私は玄関で座り込んだ。
私は…何をしたらいいの…?
第9話 完
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