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「えっ…」
『やっぱり何かあったんだな。 何があったか話してみろ』
「なっ、何もないよ。 …レ、レヴァンの勘違いじゃない?」
アレウスの言葉にビクついてしまう。
明るい声から真剣な声になるから余計だ。
『嘘つけ。 声が震えて何だか泣きたそうな声になっ…』
図星をつかれて思わず電話を切ってしまった。
そしてまた着信の画面、相手はやはりアレウスだ。
マズイとは思ったが電話に出る気も起こらず、私はスマホの電源を切りベットに逃げた。
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