覚醒
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毎日が寂しかった 絵本を読んでくれる兄貴は居ない 保育園に迎えに来てる父親たち 嬉しそうな顔ではしゃぐ友達 俺には誰からのお迎えもない トボトボと下を向きながら歩いて帰ってた これ見よがしに 『パパや~!』 って父親のお迎えを誇らしげに言う子 酔っ払い暴れまくる父親のイメージしかない俺には判らない世界だった そんな俺も小学生になる歳がきた
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