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今から40年前の10月29日
俺は岡山県倉敷市の病院で生まれた
父親は鉄工所で働き母親は今で言うカリスマ美容師
1歳上の兄貴がいる次男として誕生した
予定よりかなり早く生まれてしまい超未熟児。。。
保育器からなかなか出れない弱々しい赤ちゃんだったらしい
祖父は旧帝国海軍の将兵で広島で原爆を経験してた
祖母とはすでに離婚してて祖父の姉と同居してたみたい
俺は未熟児だったせいかすぐに風邪をひいたりする体が弱い赤ちゃんだった
生後半年で風邪を拗らせ肺炎になった
生死の合間をさまよいついにリーチが掛かる
母親に告げられた医師からの無情な言葉
『明日の朝まではもちません 今のうちにご家族に対面してあげて下さい』
気丈な母親はすでに俺が死ぬかも知れない事を受け入れ覚悟を決めてた。。。
2人の祖父と1人の祖母
父親と母親
そして1歳の兄貴
皆に見守られながら段々と呼吸が弱くなる俺
次の日の朝。。。
普通に生きてた(笑)
その後順調に回復し家族が待つ家に帰った
ここには3年居たらしい
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