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邪魔者が消えたのを理由に安直し、ゆっくりとチャリ置き場に向かう。
だが、俺は一つ大事な事を忘れていた。
校門に危険なガードマンがいることを………!
ピピッ
「正門徘徊中。異常無し。」
……あっちゃあ…。
失敗した。非常に失敗した。
今まさに正門の周りをぐるぐると回っているのは徒千学園自慢の超ハイテク警官ロボット。
あいつらは腕からロケットも出せる上に足からロケットも出せるハイテクすぎて意味が分からん奴らだ。
侵入者は勿論の事、俺等“マスター”までにも攻撃を仕掛けてくる。
どうやら能力高だからと能力を扱えるマスターが学校を抜け出さないようにと考えて配置したんだろうが…
こ わ す ぎ る !
しかもあいつらの目は365度見渡せる上に出せる最高速度は120キロ。
ブラックの俺でも手こずるレベルだ。
……勘違いしないでほしいのが、手こずるってだけで倒せないわけではないって所だ。
どうしようもないな…。
考えた結果、先生に目を付けられる可能性が大だが、ぶっ壊す事にする。
「派手に出来ないしなあ…」
派手にしたらその時点であのデンジャラスガードマンに先生に連絡され見つかるのも時間の問題だ。
と、いう事は……。
「一発でぶっ壊すか」
一か八か、でかいのを一発!ぶち込んでやりますか!!
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