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現在の時刻は、真夜中の2時。俗に言う丑三つ時というやつだ。
僕は某工事で夜間勤務をしている。毎日夜の19時から明け方まで、他の皆がぐっすりと寝ている時間に頑張って働いているのだ。
生活は勿論昼夜逆転で、不規則な勤務なため休日もばらばらだ。
(眠い…)
僕の仕事は、目の前にあるベルトコンベア上を流れてくる部品を、目視で確認する。というだけのいたって単純かつ、退屈な作業。
それゆえ、このぐらいの時間になると、もうどうしようもないぐらい、眠くなってきてしまうのだ。
「部品が一つ…部品が二つ…部品…が……」
(かくっ!)
「は、…いけない、寝てしまうところだった。」
…夜勤の度に、幾度となく睡魔に襲われており、やはり夜の勤務は辛い。そして、俺頑張ってるよな、と感じる今日この頃だった。
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