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「今日はいつもより、起きるのが早いな。」
「だって私今日、日直なんだもん。遅刻したら先生に怒られちゃう。」
麗華が頬を膨らまし怒ったように言うと、六合は頭に手を乗せ撫でながら偉いと言った。
麗華は普段、表情を表に出さない。だか、六合の前だと素直に出る。六合にとってそれが嬉しかった。
そして朝の朝食をとるため麗華はダイニングへと向かった。
まだ早いせいかダイニングは誰もいないが、朝食の準備がすでにされていた。
「あら、おはよう。食べる前に顔洗いなさい。」
「あ、おはよう。お母さん今日は早いんだね。」
いつもより早く起きていたことに、少し驚いた。
「だって昨日、麗華が明日は日直だから早く寝なくちゃって、言ってたじゃない。」
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