Level1 俺が勇者だ!?

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「そ、それでは、何かの職業についているのだね?」 王様、完全に引きながらも話を進める。 「は、はは、はい!! 透視家でしゅ!!」 あっ、噛んだ!! 透視家でしゅ………かぁ!! 「プププっ!!」 俺は、思わず吹き出し笑いをしてしまった。 『ゴッチン!!』 「痛っ!!」 サヤに思いっきりゲンコツをくらいましたとさ。 「そうか、透視家なのじゃな? 勇者の連れとしては、まずまずじゃの~ それに、仲もよさそうじゃし よし、そなたにも、これを授けよう!!」 といって王様は、サヤに5000G(ギガエン)を与えた。 おいおい!! 完全にドラ〇エのパクリじゃねぇかよ!! Gの読み方が違うだけ!! しかも、これのどこが仲良しに見えるんだーーーーーー!! 「あ、ありがとうございましゅ!!」 あっ、また噛んだ!! 再び俺の心の底から、笑いが込み上げてくる。 頑張れ俺、笑いをこらえるんだ、こらえるんだーーーーーー!! ………も、もうダメだ!! これ以上は!! 「プッ、プハハハハハハハハーーーーーー!!」 俺の笑いが炸裂!! 「ハハハハハハハハハハ」 王様もなぜか笑い出す。 『ゴッチーーーーーーン!!』 さっきの数倍(全力)で殴られましたとさ。 しかも俺のみ。 まぁ、流石に王様に手は出せないからな………。 その後もだべりの展開へ!!
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