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黄 side
撮影が押して、結局朝になってしまった…
「…ただいま。」
と言ってみたものの…
アイツはオフのはずだから…まだ寝てるよな。
なんて思いながらリビングに向かう。
「…あれ?」
テーブルに俯せになって寝てるアイツの姿が…
目の前には…牛丼?!
「朝から牛丼はないでしょ…?」
とか言いながら…
早起きして作ってくれたと思うと、嬉しくて仕方がない…
ふわふわした髪にキスを落とし、部屋に戻ろうとすると…
「う~ん…お帰り?お疲れ様?」
「ただいま。貴方オフでしょ?まだ寝てればよかったのに…」
「だって…ご飯まだでしょ?一緒にたべよ?」
…寝ぼけた上目遣いに、思わず抱きしめてしまった
本当は、すごく疲れてたけど…
貴方の笑顔と愛情たっぷりの朝食で疲れは吹き飛んだ…はず。
…にしても、朝から牛丼は正直キツイ。
次からは違うのにしてよっ!
(疲れてる時は、やっぱり肉だよねっ♪)
~END。
ほのぼの、甘甘にしたかったんだけどなぁ(泣)
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