1人が本棚に入れています
本棚に追加
和希「なあ光平」
光平「ん?」
今2人は入学式に向かう為に通学路を歩いている。
周りには高校生活に期待感と不安を秘めた新入生達がいる。
この2人もその中の1人だ。
和希「部活何するか決めた?」
光平「決めたけど」
和希「え!?何?」
光平「バドミントンして見よっかなって」
和希と光平は中学時代は野球部に所属していた。
2人とも真面目に練習に参加はしていたが万年補欠だった。
そんなこともあって高校では続けないと決めていた。
和希「じゃあ俺もバドしよっかな!女の子も多そうだし」
光平「お前はそればっかりだな(笑)」
和希「いいだろう!キッカケなんて何でも。そういえば優香ちゃんはどうするんだよ!?」
光平「何が?」
和希「部活だよ!部活」
光平「あ~
部活ね。あいつもバド部だよ。俺よりどっちかというとあいつの方から誘ってきたんだし」
和希「あっそうなんだ」
優香とは光平の幼なじみで自然に恋人同士となった。そんな関係だった。
優香「こうちゃん!待ってぇ~!」
光平「ん?あ~優香か」
優香「おはよー!」
光平和希「おはよ!」
和希「優香ちゃんもバドするんでしょ!」
優香「うん!かずくんも?」
和希「おう!光平が入るんだから俺も入って面倒みてやんなきゃな!」
光平「誰だよお前」
そうこうしている内に学校に到着した。
最初のコメントを投稿しよう!