第1章

2/4
前へ
/15ページ
次へ
和希「なあ光平」 光平「ん?」 今2人は入学式に向かう為に通学路を歩いている。 周りには高校生活に期待感と不安を秘めた新入生達がいる。 この2人もその中の1人だ。 和希「部活何するか決めた?」 光平「決めたけど」 和希「え!?何?」 光平「バドミントンして見よっかなって」 和希と光平は中学時代は野球部に所属していた。 2人とも真面目に練習に参加はしていたが万年補欠だった。 そんなこともあって高校では続けないと決めていた。 和希「じゃあ俺もバドしよっかな!女の子も多そうだし」 光平「お前はそればっかりだな(笑)」 和希「いいだろう!キッカケなんて何でも。そういえば優香ちゃんはどうするんだよ!?」 光平「何が?」 和希「部活だよ!部活」 光平「あ~ 部活ね。あいつもバド部だよ。俺よりどっちかというとあいつの方から誘ってきたんだし」 和希「あっそうなんだ」 優香とは光平の幼なじみで自然に恋人同士となった。そんな関係だった。 優香「こうちゃん!待ってぇ~!」 光平「ん?あ~優香か」 優香「おはよー!」 光平和希「おはよ!」 和希「優香ちゃんもバドするんでしょ!」 優香「うん!かずくんも?」 和希「おう!光平が入るんだから俺も入って面倒みてやんなきゃな!」 光平「誰だよお前」 そうこうしている内に学校に到着した。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加