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帰りのホームルームの時まで先生が居てくれと言うので私は久しぶりに帰りまでいた。
先生は皆の前でいつになく真剣な表情をしていた。
「わたしは・・・皆に謝らなくちゃいけない事がある。」
皆の顔を見て言い放った先生。
「わたしは本当は皆が思うようないい先生じゃないんだ。自分の事を俺っていいたい奴だしスーツなんか嫌いだし。本性は・・・皆に嫌われるような奴なんだ。」
皆がざわめく。
「先生・・・嘘ついてたんだ。」
冷ややかな視線が先生に向けられている。
「・・・違うよ。」
私は机を思い切り倒した。
教室が静まり返った。
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